☆日本万華鏡博物館「万華鏡200年展」、

 

スコットランドへ!!

4月21日 木曜日 4月22日 金曜日

日本万華鏡博物館一同のスコットランド滞在も最終段階。
国立肖像画美術館を再訪してブリュースターの検索をもう一度ゆっくりと読み直し、写真は二人のカメラマンが撮ったものが収蔵されているらしいと判明。でも、そのものは仕舞い込んであるのでやはり見られません。

22日にはエジンバラ大学物理学部のあるキングスビルディングへ行き、日本に送り出すための最終パッキング。ついでに、ここにあるブリュースター通りにたつブリュースターの像にもお別れを言ってきました。なぜか満開の桜に囲まれたブリュースターの像は、やはり手元が壊れたまま。いつのひか、ふたたびプリズムを持たせてもらえる日が来るのかしら(万華鏡でもいいけれど…)。

最後にピーターに万華鏡を託し、我々は宿に戻ります。

ありがとう、みなさん。

本当にいろいろとお世話になりました。

また、いつか、お会いしましょう。ぜひ、日本に、日本万華鏡博物館にいらしてくださいね。

ありがとうございました。

4月19日 火曜日

と、いうわけで、再び万華鏡をトラックに積んでエジンバラへ。
トラックの運転はマーク、われわれ人間はピーターの運転するサイファンの車でエジンバラへ向かいます。

ここでスティーブン・リー先生とはお別れ。いろいろお世話になりました。

トラックもサイファンのもの。「サイエンスはあなたの未来、スコットランドの未来」と書かれたトラックと、ピーターが運転する乗用車、そして学長のシルバー・ジャガーの三台だけがエジンバラ大学の公用車、なんだとか。大学がサイファンにどれだけ期待しているかわかるエピソード、かな。

4月18日 月曜日

 セントアンドリュース大学の最終日。2~300名のお客さんが来てくださり、イベントとしては快挙です、とステファン・リー先生。スティーブンだとばかり思っていたんですが、それは愛称だったんですね。娘さんがいらして、昨年ガールスカウトの大会で日本に行ったんだよ、と話してくださいました。会場にやって来る子供たちにとても丁寧に万華鏡作りを指導。予定の回数を越えて、人がいればやっちゃう、というフレキシブルなところも小さい開場ならでは。

 この日は近所の小学生が先生に引率されて見学に。お願いをして記念撮影させていただきました。
 午後、マイリー先生のアレンジでセントアンドリュース大学めぐり。アメリカからの文学専攻留学生とジャパンソサエティ所属の生物学専攻という二人の一年生が案内してくれました。わざわざ名物の赤いスコラ―・ガウンを着て(ちゃんと首のところまでガウンを引き上げてきているので一年生とわかります。学年が上がるとだんだんガウンを下にずり下げていくのだそうです)。えらくノリのいい説明に楽しい時間を過ごしました。ちなみに、この写真の背景になっているのはセントアンドリュース大学の寮。ここでウィリアム王子とキャサリン妃の恋が芽生えた場所として「観光名所」になっているのだとか。「ここに入寮するには審査があって大変なんだ」そうです。
 ということでセントアンドリュース大学での展示もおわり、今回の万華鏡200年展スコットランド展が終わりました。どの会場でも多くの人に万華鏡を楽しんでいただけたことに感謝感激。何人もの方が「わざわざ日本からこんな素敵なものを持ってきてくれてありがとう」と館長に話しかけてくださり、その度に館長、大喜び。満面の笑顔でした。
 エジンバラ大学・セントアンドリュース大学、そして見に来てくださったたくさんのお客様に、ありがとうございます、と日本万華鏡博物館一同申し上げたいと思います。

 ありがとうございました。また、いつか。

4月17日 日曜日

 セント・アンドリュースの3日目。天気がいいのでもう一度セントアンドリュース町巡り。大修道院とお城の跡を見てきました。お城には地下道があって、町の側から攻める軍勢と城の側から守る軍勢がそれぞれ掘り進めたトンネルが途中で出会い、戦闘が繰り広げられたという歴史があるそうです。

 館長と今回のディレクターであるマイリー・スチュワート先生。あまりに忙しく、なかなかお会いできないもので会場でお会いできた時にすかさずツーショット。

 ツーリストインフォメーションにはセントアンドリュース近辺の偉人についての説明書きが。ここにも「デビット・ブリュースター卿が万華鏡を発明」と書いてあります。右下はタウンホール。町の名前の由来になっている聖アンドリュースのレリーフがついていました。

4月16日 土曜日

 展覧会二日目。週末なのでこども連れの出足が好調。ステファン・リー先生による万華鏡手作りワークショップも好評です。ひとりづつ丁寧に指導するリー先生自身が楽しそう。
 会場は二つの出入り口があり、メインストリートから入ると一階がカフェ、二階が物理学と万華鏡原理の展示、そして世界の万華鏡と手に取って見られる万華鏡の展示になります。21世紀の新しい万華鏡とアンティーク万華鏡は三階のコンファレンスルームで、人数制限をしながら説明付きで見ていただくという方法です。

4月15日 金曜日

 セント・アンドリュースといえば、まずゴルフ、なわけですが、ゴルフに全く興味のない日本万華鏡博物館組にとってはブリュースターが学長を務めていたセントアンドリュース大学の町、です。とはいえ、じみーな物理学者のじみーな発明である万華鏡ですから、きっと無視されているんだろうなーと思ってやって来ました。ところが、うれしいことにゴルフ場のバス停車場に立つ案内板には「ブリュースターが万華鏡を発明した町」と紹介されているじゃありませんか!
 というわけでセント・アンドリュース二日目は展覧会初日ですが日本万華鏡博物館組はマイリー先生のアレンジでブリュースターめぐり。館長が18年前見つけられなかったことがずくずくずんと目の前に登場。興奮の一日でした。

 直筆の手紙や、議事録、着任書などの文書や本人の写真、学長時代住んでいた家、セントアンドリュース大学が所有するブリュースター・スコープ、特大の肖像画など。ブリュースターづくし、です。

 

4月14日 木曜日

 セントアンドリュース大学での万華鏡200年展、こと「光の対称性」展が始まります。

開場は明日からですが、前夜祭?ということでレセプションがありました。
 会場は展覧会場でもあるBYREシアター。ここは劇場スペース、カフェスペース、イベントスペース、会議室などからなるコミュニティスペースです。セントアンドリュース大学の管理のもとにあり、それで今回の万華鏡展もここで開かれることになったのです。エジンバラの会場よりコンパクトな会場ですが、いろいろとレイアウトを工夫して、順序立てて見学・体験できるようにしてあります。

 レセプションには副学長のべリタさんもいらして(赤と黒の服の方です)ご挨拶。お土産もいただいてしまいました。娘さんのエスターさんはロンドン大学で日本語を学んでいるところということで通訳をしてくれました。レセプションのメニューは彼女の翻訳と手書きで日本語もつけられているというサービスぶりです。
 エジンバラからチーム・万華鏡もセントアンドリュース入り。ここで私たちをセントアンドリュース大学に引き渡して、ひと段落といったところです。セントアンドリュース大学では、ステファン・リー先生、マイリー・スチュワート先生のお世話になります。
 明日からの展覧会が上手くいくことを願って、乾杯!!

4月10日 日曜日

 とうとう閉幕したエジンバラ大学における「光の対称性」展。7日間で来場してくださったお客様は2500人!! これは大学としても今までにない盛況ぶりだそうです。

 アンケートを書いてもらったのですが、とても好評だったとピーター。ボランティアの学生さんたちも大変熱心で、楽しみながら仕事をしていたと言っていました。たくさんの方々に支えられて無事に(いっこもこわれずなくならず)展示を終えることができて、本当に感謝感激、です。エジンバラ大学の皆さん、ありがとうございました。
 14日にはセント・アンドリュースに移動します。おたのしみに。

4月9日 土曜日

会期も終わりに近づきわれらもこんなお遊びをば。

この万華鏡装置、ピーターとマークの力作なんですが、お客さんに大人気。覗いてよし、覗きあってよし。さらには絶好の撮影場所。みなさんスマホを取り出して、友人や恋人、夫婦、親子などで「万華鏡になっちゃつた、わ・た・し」撮影会。いい記念になったと思います。

4月8日 金曜日

 ブリュースターという人は物理学者としていくつもの発見・発明、技術の開発をした人です。今日はその「物理学者ブリュースター」についてのトークがありました。発表は今回の展示の中で学者ブリュースターの部分の展示を手掛けたウィル・ホザック先生。光学と天文学が専門のエジンバラ大学の先生です。
 物理は赤点すれすれだった管理人にとっては先生の話は、すみません、ちんぷんかんぷんでしたが、ブリュースターが手がけた様々な発見・発明が、現在の色々な技術のもとになっているということはわかりました。その応用範囲の広さは驚くほど。なにせ、万華鏡から灯台のレンズ、元祖3D眼鏡装置から液晶のもとまで(笑)。そんな研究をしながら二つの大学で学長を死の直前まで続けていたのですから、どれだけ精力的な人だったかがわかるというものです。

 ウィル先生のトークはさながらスティーブ・ジョブス。エンターティンな物理学講座。こりゃあ、生徒に人気があるわけだわ、と思いながら聞いておりました。

4月7日 木曜日

休み明けに新たな展示が登場。
同じ会場でエジンバラ大学が推進している科学教育の一環として、科学体験コーナーが開設されました。

いろいろな科学を簡単な実験を体験しながら学ぼうという展示です。

「光の対称性」展のメンバーとこの「サイファン(サイエンス・ファン=科学って面白い)」のグループは重なっている人も多く、万華鏡も科学であり、楽しく、美しい、という点でサイ・ファン、だという意図のコラボです。

4月6日 水曜日

今日は中休みの日。
エジンバラ市内でブリュ―スター卿の痕跡探し。
国立肖像画美術館で見つけたのが、この壁画です。

館長の下あたり、角帽をかぶり、スカラーガウンを着ているのがブリュースター卿です。

4月5日 火曜日

なんとっっ!!

 ブリュースター卿の曾曾曾孫のKENさんが、そのまた御孫さんを連れて来場

感動の対面です。

 

三日目はウィル先生に日本万華鏡博物館の手作りキットを体験手作りしていただきました。

物理学の中でもオプティカルの専門家であるウィル先生も、手作りした万華鏡をのぞけば「WOW!!」とワークショップの子どもたちと同じ笑顔になります。
今回ワークショップで使用したキットは市販品ですが、ウィル先生もピーターもそのキットを作るのが初めての万華鏡手作り体験だったのだとか。

ウィル先生に続いてピーターに話を聞きました。彼がこれから万華鏡を使ったスコットランドの子どもたちの科学教育プランを持っていることなどを熱く語っているところに…

 

登場したのがブリュースター卿の子孫という皆さん。

サプライズ!! ではなくて、偶然にこの展示会のことを知ったKENさんの娘さんが、自分は仕事で行けないけれど5歳と9歳の娘を連れて行ってやって、とKENさんに頼んだのだそうです。

館長が18年前にエジンバラで探し回って見つからなかったブリュースター卿パズルのパーツがまた一つ、ピタッとはまった、という感じです。
この機会がなければ、出会えなかったブリュースター家の人々。感激の御対面、という感じでありました。

 

4月4日 月曜日

 二日目は一回目のワークショップとレセプションがありました。
 レセプションでは館長も挨拶。英語のスピーチにこちらもはらはらしましたが、無事に終了。いいスピーチだった、ノーブルだった(翻訳してくれた友人に感謝!!)と好評でした。
 レセプションに来てくださったお客様に万華鏡を楽しんでいただき、たくさんのゲストと談笑、記念撮影などで盛り上がりました。
 ワークショップと物理学者ブリュースターの展示を担当するウィル先生、実は初のクローン羊ドリーの研究などで高名な生物学者であるメアリー・ボーンズ先生、紫色のスタッフTシャツのイベントディレクター、われらがピーター・リードとも記念撮影。
 学長のオーシェ先生から、ブリュースターの描かれた銅版画の額を贈られ、館長、感激の一枚です。

4月3日 日曜日

始まりました「光の対称性」展!!

 ついに、開場!!
   エジンバラ大学オールドカレッジにあるプレイフェア・ライブラリーで、ラテン語で書かれた貴重な蔵書と偉人たちの胸像に見守られながら、万華鏡200年の歴史がひもとかれます。

 初日は午前中にセッティングを行い、最終的な手順の確認をして、だらっと、開場(笑)。「あ、もう12時…」と思っているうちにお客様が"ぼちぼち…どっ"という感じで続々入場。総計300人という盛況ぶりでした。エジンバラ 国際 サイエンス フェスティバルの参加企画ではありますが、大学の中で特別な場所にある会場にわざわざ来てくださる、ということはこの企画が見たくてやって来るわけです。和やかな中でわくわくした気持ちが伝わってくる感じで、とてもいい雰囲気でした。
 順路として、まず物理学者ブリュースターの光の研究における様々な業績を説明・展示するコーナーがあり、万華鏡の原理とミラーシステムの説明があって、万華鏡の展示へ。ブリュースター・スコープなど19世紀の万華鏡、世界の万華鏡をみて、21世紀の万華鏡へ、という導線です。21世紀の万華鏡は三つのゾーンに分けられ、それぞれにボランティアの学生さんがついて、説明しながら見せていきます。ひとつひとつのゾーンに入るには並ばないといけないのですが、実に整然と並んで待っているお客様に感動してしまいました。
 万華鏡をのぞくお客様の驚き、笑顔、ここまでやってきて、ほんとによかった~という一日でした。

4月2日 土曜日

今回の企画のトップである副学長のメアリー・ボーンス先生のお誘いでフィールド・トリップへ。

エジンバラ郊外のメルローズという町に行きました。
ここはデビット・ブリュースター卿が亡くなるまで住んでいた町で、ここの修道院にお墓があります。
亡くなった家も町の入口あたりにあるのですが、ここはすでに人手に渡り、個人の持ち物なので入ることはできません。
前を通過しながら写真だけ撮りました。
18年前、館長はこの家を探しだし、たまたま車で出てきたマダムに頼んで玄関まで入れてもらって写真を撮ってきました。それって、すごくラッキーだったんですね~。

18年前は見つけられなかったブリュースターのお墓を、今回ボーンズ先生が見つけ出してくださいました。
実は先生の御夫君マークさんは、プロのトラベル・ガイド。今回の小旅行をコーディネイト、いろいろとリサーチしてくださいました。

ブリュースター卿のお墓は、メルローズ・アビー跡(メルローズ修道院の跡)の墓地の聖堂際にありました。
思っていたよりも大きな墓で、彼だけではなく、彼の家族もここに葬られています。本人は当時にしては長生きした人なのですが、長男と次男が彼よりも早く死んでいることも墓には書いてあり、ちょっとさびしい父だったのかな、など、想いを馳せてしまいました。

そんなに大きな町ではありませんが、けっこう観光客がやってきます。お目当てはメルローズ・アビー(跡。宗教改革の時に廃院されました)。もちろん、ブリュースター卿目当てではありません(笑)。この修道院には「ロバート・ザ・ブルースの心臓」が葬られているからです。ロバート・ザ・ブルースは映画『ブレイブ・ハート』にも描かれたスコットランド独立を果たした最初の王様、スコットランドの英雄です。
そんな人と同じところに墓所があるとは、いやー、ブリュースター卿ってえらい人だったんだ~と、あらためて思った次第です。

 

3月31日 木曜日

 

到着しました、エジンバラ。

会場になるエジンバラ大学オールドカレッジの入り口には「シンメトリーズ イン ライト(光の対称性)」のバナーが掲げられています。

展示会は4/3からですが、昨日今日と新聞やテレビでも紹介され、人気は上々、といったところ、とエジンバラ大学の副学長メアリー・ボーンズ先生。

きっとたくさんのお客さんが来るでしょう、と期待が高まっております。

http://www.dailyrecord.co.uk/whats-on/whats-on-news/kaleidoscope-display-edinburgh-celebrates-pioneers-7656755#2afmyXT5v1u6AfCS.97
こちらにも。

2016年4月3日から、スコットランド・エジンバラのエジンバラ国際サイエンスフェスティバルで、日本万華鏡博物館がエジンバラ大学と共催する「光の対称性」展が開催されます。

http://www.sciencefestival.co.uk/mediaLibrary/other/english/30941.pdf

上記のサイトはサイエンスフェスティバルのパンフレット。
その、50ページと59ページに、掲載されています。


SYMMETRIES IN LIGHT

 

This international exhibition by the Japan Kaleidoscope Museum and the Universities of Edinburgh and St Andrews, celebrates the life and work of Scottish physicist Dr David Brewster who invented the kaleidoscope 200 years ago. Featuring kaleidoscopes of different sizes, styles and principles, including some beautiful examples brought over to the UK specially, the exhibition unlocks the dazzling beauty of this traditional art and illustrates how Brewster’s work in optics has influenced modern science and society.

 

Opening times vary | drop-in on until Sunday 10 April (not Wednesday 6 April) Free | Playfair Library Presented by The University of Edinburgh

 

万華鏡誕生200年を記念して、誕生地スコットランドでの

 

万華鏡展開催が、正式に決定しました!

 

 

  5月末、エジンバラ大学を訪問しました。エジンバラ大学の筆頭副学長チャーリー・ジェフリー氏、副学長マリー・ボーゥンズ氏、物理学部のデベロップメント・マネージャーのピーター・リード氏。エジンバラ市のサイエンス・フェア担当者、日本国エジンバラ総領事館の総領事、そしてエジンバラでの万華鏡展の後、うちの大学でもやりたいと名乗りを上げたセント・アンドリュー大学のスティーブン・リー教授が参加し、公式な会議を行い、2016年春のエジンバラでのサイエンス・フェアに万華鏡展を開催することが決定しました。

 セント・アンドリュー大学は、スコットランド最古の大学で600年の歴史を持ち、万華鏡の発明者デビット・ブリュースターがここの学長をしていたこともあります。またエジンバラ大学では他の大学にも万華鏡展の開催を呼びかけており、スコットランドの2016年は、万華鏡の年になりそうです。

 

と、昨年告知した「万華鏡200年展」が、この様な形で実現します。

あれから10か月、いろいろとやり取りを重ね、やっと開催までこぎつけました。

 

開催日と会場は 

 

●2016年 4月3日~4月10日 エジンバラ大学  the Playfair

●2016年 4月15日~4月18日 セント・アンドリュース大学  the Byre Theatre

 

どちらも、世界でももっとも古い大学の内に入る大学の、由緒ある建物です。
この二つの大学で、万華鏡発明者のブリュースター卿は長年学長を務めていました。

神学を修め、物理学の偉大なる研究者・発明家であり、写真のコレクターとしても有名なブリュースター卿の、様々な面をこの展示会で見ることができます。

 

灯台の光を遠くまで届けようと鏡の反射の研究をしていたブリュースターがその過程で発明したのが万華鏡です。
スコットランドからは多くの偉人が誕生しています。ブリュースター卿もその一人であることは間違いないのですが、万華鏡の発明ということに関しては、本業の物理学とはちょっと離れたところにあるためもあり、スコットランドの人たちにあまり知られていない業績になっています。
そこに、日本万華鏡博物館が所蔵する、万華鏡発明直後のものとされる「ブリュースター・スコープ」を里帰りさせ、また、20世紀にアートとして花開き、21世紀になってユニークに進化し続ける新しい万華鏡の世界を楽しんでいただこうという展示会です。

展示のためスコットランドに送った万華鏡を見て、現地スタッフが大興奮しています。

ついに開幕。たくさんのお客様に万華鏡の楽しく美しく不思議で面白い世界を楽しんでいただけますように!!